山口刃物製作所

 私、山口勇は昭和二年に職人を十人ほど抱える鍛冶屋の三男として生を受けました。当時の日本は親の家業を継承するのは当たり前の時代でしたので当然の様に小学校を卒業すると職人の人生がスタートしました。

 

 私の父であり親方は釣り好きで釣った魚をさばくのが趣味みたいなもんでした。しかし鍛冶屋のくせに他の出刃包丁を何度も研ぎ直しをして使っておるのを見て 家業は鉄板を切断する刃や押し切りを中心に製造をしているのになぜ? もっと強くて切れ味のいい包丁が作れるはずだと思い頑強で最高の切れ味しかも刃がだれない日本一の包丁を造ろうと奮起しました。まだこの世界に入ったばかりの頃の事です。

 

 当時の若き頃は頭の中で考えるのは簡単ですが、いざ製作してみると簡単なものではなく数え切れないほどの壁にぶつかり試行錯誤の毎日だった事を記憶しています。

 

 ハイス(SKH2)を仕上げるには大変な時間と技術が必要とされています。 本物の切れ味と刃だれしない、そして一生ご使用頂ける「本物の和包丁」であると確信しております。
 何卒、当、山口刃物製作所の和包丁を末永くご愛顧戴けますよう宜しくお願い申し上げます。

山口刃物製作所・代表取締役 山口 勇

 

山口刃物製作所
住所:東京都墨田区文花3丁目10番9号
Tel :03(3617)2395